SNS投稿において、視覚的な要素である画像は非常に重要です。
特にInstagramのように、画像や動画が主体となるSNSも多く存在します。
しかし、推奨されるサイズと異なる画像を使用すると、主要な被写体が途切れてしまったり、画像内のテキストが完全に表示されなくなったりといった、致命的な問題が生じかねません。
画像サイズは、投稿の見た目の印象だけでなく、読み込み速度やプラットフォームの評価にも影響を与えます。
この記事では、2025年の最新情報をもとに、主要なSNSにおける最適な画像サイズについて解説します。
適切なサイズを理解し、SNS運用をより効果的に進めていきましょう。
プロフィール画像
400x400ピクセル[1:1]
ヘッダー画像
1500x500ピクセル[4:3]
投稿
1200×1200ピクセル[1:1]
1200x628ピクセル[1.91:1]
Xで画像を鮮明に表示するには、横1200ピクセル以上が必要です。
アスペクト比は「4:3、3:2、16:9、2:1、3:4、1:1」がサポート対象となっています。
スマートフォンの全画面に表示できる縦長のサイズ(9:16)は一般的ですが、タイムライン上では上下がトリミングされます。
なお、上記の画像サイズはあくまでタイムライン上で見切れが発生せずに表示されるサイズであり、画像をタップすればこれ以外のサイズでも全体を表示することが可能です。
プロフィール画像
320x320ピクセル[1:1]
フィード投稿
1080×566ピクセル[1.91:1]
1080×1080ピクセル[1:1]
1080×1350ピクセル[4:5]
ストーリーズ
1080×1920ピクセル[9:16]
リール投稿
1080×1920ピクセル[9:16]
Instagramで画像を綺麗に表示するためには、幅1080ピクセル以上で投稿することが推奨されます。
フィード投稿においては、アスペクト比が1.91:1、1:1、4:5の画像が見切れずに表示されます。特に正方形や縦長の投稿は、フィード内でより多くのスペースを占めるため、ユーザーの目に留まりやすい傾向があります。
ストーリーズとリール投稿では、スマートフォン画面全体に最適化された9:16のアスペクト比が推奨されます。
推奨されるアスペクト比以外の画像を使用すると、自動的にトリミングされたり、余白が追加されたりする場合があります。投稿をタップすれば推奨サイズ以外の画像でも全体を閲覧できますが、最適な表示とユーザー体験のため、各フォーマット推奨のアスペクト比で画像作成を心がけましょう。
プロフィール画像
20×20ピクセル[1:1]以上
投稿
1080×1920ピクセル[9:16]
TikTokで動画を綺麗に表示するには、アスペクト比9:16で作成することが推奨されます。
この縦長フルスクリーンの比率が、TikTokの没入感のある視聴体験に最適化されています。
推奨サイズで作成することで、動画が画面全体に表示され、上下の余白なしに最大限のインパクトを与えることができます。推奨サイズ以外の比率で動画をアップロードした場合、自動的にトリミングされたり、上下に黒帯が表示されたりする可能性があります。
プロフィール画像
800×800ピクセル[1:1]
バナー画像
2560×1440ピクセル[16:9]
サムネイル
1280ピクセル×720ピクセル[16:9]
通常動画
1920×1080ピクセル[16:9]
ショート動画
1080×1920ピクセル[9:16]
(参照:Figma「YouTubeサイズガイド」)
YouTubeの推奨アスペクト比は16:9です。異なる比率でも自動調整されますが、余白が生じることがあります。スマートフォン向けのショート動画は縦長比率が推奨されます。
最適な視聴体験のため、YouTube推奨の画面サイズで制作しましょう。また、画質と容量のバランスを考慮した適切な解像度も重要です。
プロフィール画像
320x320ピクセル[1:1]
フィード投稿
1080×566ピクセル[1.91:1]
1080×1080ピクセル[1:1]
1080×1350ピクセル[4:5]
ストーリーズ
1080×1920ピクセル[9:16]
リール投稿
1080×1920ピクセル[9:16]
Facebookで画像を綺麗に表示する際の考え方は、Instagramに準じたサイズで基本的に問題ありません。フィード投稿では、正方形(1:1)、縦長(4:5)、横長(1.91:1)のアスペクト比が綺麗に表示されます。ただし、FacebookはPCなど大きな画面での閲覧も多いため、横長の比率のコンテンツも見やすいのが特徴です。
ストーリーズもInstagramと同様に9:16の縦長比率が推奨されます。
各プラットフォームには推奨されるアスペクト比やピクセル数があり、これらに沿って画像や動画を作成することで、プラットフォームの機能を最大限に活かした表示が可能になります。
推奨サイズと異なる画像を使用した場合、意図しない表示になる可能性があり、ユーザー体験を損ねることもあります。特にスマートフォンでの閲覧が主流となっている現在では、各SNSが推奨する縦横比を意識することが重要です。
本記事で紹介した推奨サイズを把握し、それぞれのプラットフォームに合ったビジュアル戦略を展開しましょう。
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内容によって、返答までに時間を要する場合もございますので、あらかじめご了承ください。